結婚式は人生でもっとも特別な瞬間の1つです。
妊娠中にその日を迎える方にとって、体型の変化を考慮しながらも理想のドレス姿を実現するためには「マタニティブライダルインナー」が欠かせません。
しかし「どんな種類があるの?」「選び方のポイントは?」と疑問を感じることも多いでしょう。
本記事では、マタニティブライダルインナーの必要性や選び方、具体的な種類についてわかりやすく解説します。
後悔のない結婚式にするためにも、マタニティ用ブライダルインナーを選ぶ際の正しい知識を身につけましょう。
目次
まずは、マタニティブライダルインナーの重要性について下記の2点に分けて解説します。
さっそく見ていきましょう。
ブライダルインナーとは、ドレス姿を美しく見せてくれる補正下着のことです。
補正力の強い通常のブライダルインナーを妊娠中に着用してしまうと、締め付けが強すぎてマタニティ花嫁の負担になってしまいます。
その点、マタニティブライダルインナーは、妊娠中の体型に合わせて設計されており、安心して着用できるのが特徴です。
母体と赤ちゃんの健康を守りながら特別な日を最高の姿で迎えるためには、専用のインナーは必要不可欠と言えるでしょう。
妊娠中は、お腹の大きさだけでなく、バストやウエストのサイズも大きく変化します。
このような体型の変化に対応するのがマタニティブライダルインナーの役割です。
インナーには伸縮性や調整機能が備わっており、ドレスのラインを美しく保つだけでなく、姿勢を安定させデリケートになっているバストや肌を守る効果にも期待できるでしょう。
特に長時間の着用が必要な結婚式当日は、快適さと機能性を兼ね備えたインナーが重要です。
次にマタニティブライダルインナーの選び方について詳しく解説します。
まずは、マタニティブライダルインナーのサイズの正しい選び方についてです。
サイズの正しいインナーを選ぶためには確認必須の内容です。
ぜひ参考にしてください。
まず1点目は、マタニティ期のサイズ変動を考慮することです。
妊娠中は週数によって体型が大きく変わるため、現在の体型だけでなく、結婚式当日のサイズを見越してインナーを選ばなければいけません。
妊娠後期を考慮しやや余裕のあるサイズを選ぶことで、締め付けによる不快感を防げます。
試着時には無理にサイズを合わせるのではなく、体の動きを妨げない着心地を優先しましょう。
2点目はフィッティングの際の確認ポイントを紹介します。
フィッティングの際には、インナーが体にしっかりフィットしつつ、過剰に締め付けないことを確認しましょう。
特に、お腹周りやバスト部分の調整が可能なデザインを選ぶと、より快適に着用できます。
専門店での試着やアドバイスを活用し、妊娠中の体型に最適なインナーを見つけましょう。
マタニティブライダルインナーの快適な素材の選び方についてのポイントを2つ紹介します。
結婚式を快適に過ごすためには、インナーの素材や機能性も重要です。
マタニティブライダルインナーの素材は、肌に優しいものを選定しましょう。
妊娠中は肌が敏感になることが多いため、コットンやシルクなどの肌に優しい素材を選ぶと、長時間の着用でも肌トラブルを避けられます。
また、柔らかい生地が使用されたインナーは、体への負担を軽減し、快適さを保てるためおすすめです。
マタニティブライダルインナーには、通気性と伸縮性が求められます。
結婚式では長時間の着用が求められるため、蒸れの不快感を軽減する通気性のよい素材が特に重要です。
また、伸縮性に優れたインナーを選ぶことで、体型変化にも柔軟に対応できるでしょう。
快適さと機能性を両立させる素材を意識して選ぶことが大切です。
ドレス姿を美しくみせるマタニティブライダルインナーは、大きく4つの種類に分かれます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ビスチェは、胸元からウエストラインを美しく整えるためのインナーです。
締め付けを抑えたデザインやお腹の大きさに合わせて膨らんだデザインのものがあり、妊娠中でも安心して着用できるでしょう。
特にオフショルダーや肩が露出するドレスに合わせやすく、花嫁の姿勢をサポートする効果も期待できます。
ロングガードルは、ヒップラインを美しく見せるためのアイテムであり、お腹をやさしく支える設計が施されています。
妊娠中のお腹周りをカバーする柔らかい素材が使われているため、快適な着用感を得られるでしょう。
マーメイドやスレンダーなどボディラインがくっきりと出るドレスに適しています。
ブラキャミソールは、バストをしっかり支えると同時に、お腹周りもカバーできる便利なアイテムです。
通常のブラジャーよりも快適で、妊娠中の体型に合わせた調整ができるのが特徴と言えるでしょう。
ドレスのデザインやフィット感に応じて選ぶことで、より自然なシルエットを演出できます。
フレアパンツは、ドレスの下に履くためのパンツで、肌触りのよさを重視した素材が特徴です。
お腹を締め付けないデザインのため、長時間の着用でも快適に過ごせますが、補正力はほとんどありません。
しかし、通気性がよく動きやすさも兼ね備えているため、マタニティウェディングに最適です。
マタニティブライダルインナーの購入とレンタルについて解説します。
ぜひ参考にしてください。
マタニティブライダルインナーの料金は一般的に5,000円から30,000円程度で、高品質な素材や特別な機能を備えたものはやや高価になる傾向があります。
一方で、一度しか使わない場合にはコストパフォーマンスを考慮した選択も重要と言えるでしょう。
購入する際には、予算に合わせて必要な種類を検討してみてくださいね。
マタニティブライダルインナーを購入するタイミングは、挙式の1ヶ月前を目安にするとよいとされていますが、ほかにも妊娠周期に合わせたタイミングで購入する方法もおすすめです。
下記で詳しく解説します。
妊娠週数が進むにしたがって、ブライダルインナーの目的は「きれいなボディラインを補正すること」から「ストレスなく快適に着続けること」へ変化していきます。
下記の表に、妊娠週数の特徴とおすすめのマタニティブライダルインナーをまとめました。
妊娠週数 | 特徴 | おすすめのブライダルインナー |
妊娠4~15週 (妊娠初期) |
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妊娠16~27週 (妊娠中期) |
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妊娠28~39週 (妊娠後期) |
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このように、妊娠週数によって着用できるブライダルインナーには制限があり、それに伴いドレス姿のシルエットも変化するでしょう。
挙式の時期や理想のドレス姿によって購入時期のタイミングを決定するのもよいかもしれません。
出費が重なる結婚式は、インナーだけでも費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。
ここでは、レンタルサービスの選び方とメリットについて下記の2点を紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
マタニティブライダルインナーのレンタルは、購入に比べて費用を抑えられる点が魅力です。
特に、一度しか使わない場合にはレンタルを利用することでコストを大幅に削減できるでしょう。
高品質なインナーをリーズナブルな価格で借りられるため、コストパフォーマンスを考慮するならレンタルがおすすめです。
レンタルを利用する際は、まずインナー専門店やウェディングドレスショップなどで試着予約を行います。
しかし、マタニティブライダルインナーは取り扱いがすくない傾向があるため、注意が必要です。
豊富な品ぞろえからあなたにピッタリなインナーを選びたい場合は、マタニティウェディング専門店を選択するのがよいでしょう。
また、レンタル契約時には返却期限やクリーニング条件をしっかり確認してくださいね。
マタニティブライダルインナーを長期的に活用するために大切なポイントは、以下の2つです。
インナーを購入した場合、長期的に活用できるとお得ですよね。
購入時のポイントをそれぞれ解説します。
シンプルなデザインのマタニティインナーは、結婚式後も普段使いに活用できます。
たとえば、姿勢の悪さを改善したい時や産後にボディラインを引き締めたい時など、活用方法はさまざまです。
補正力に優れていますので、普段の洋服をきれいに着たい時にも役立つでしょう。
結婚式の使い捨てではなく長期的に活用できるものを選べば、コストパフォーマンスもよくなりますね。
産後も活用できるインナーの選び方を4つ紹介します。
ほかにも、授乳に対応したブラキャミソールや、締め付けを抑えたガードルは産後ケアとしても役立ちます。
結婚式後の生活を考慮し長く使えるデザインを選ぶことで、出産後も快適に着用できるでしょう。
体型の変化に合わせてデザインされたインナーは、母体と赤ちゃんの健康を守りながら、ドレス姿を美しく見せる効果があります。
購入だけでなく、レンタルという選択肢も活用することで、費用を抑えながら理想のインナーを着用できるでしょう。
マタニティウェディングドレス専門店のJADEEでは、種類豊富なマタニティブライダルインナーのレンタルが可能です。
経験豊富なマタニティ花嫁専門店だからこそできる体型予測で、あなたにピッタリなインナーをおすすめできます。
本記事を参考に、最高の結婚式を迎えるための準備を進めてくださいね。
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この記事を書いた専門家(アドバイザー)
著者情報 JADEE_MEDIA
JADEE(ジェイディ)マタニティ花嫁専門ウェディングドレス店