近年ますます増加傾向にあるマタニティウェディングですが、下記のように感じている方は多いのではないでしょうか。
「準備にどのくらい時間がかかるか分からない」
「安全に開催したいけど、どんなことに注意すればいいか分からず心配」
マタニティウェディングを計画する際は、体調管理やスケジュールの把握がとても大切です。
本記事では、マタニティウェディングの最適な時期、必要な準備、そして気をつけるべきポイントについて詳しく解説します。
目次
まずはマタニティウェディングの最適時期と準備期間について下記の2つの観点から紹介します。
結婚式は安定期(妊娠5~7ヶ月)がおすすめ
準備期間は3ヶ月が目安
それでは、マタニティウェディングの最適期と準備期間について、それぞれ詳しく解説します。
マタニティウェディングを計画する際は、安定期と言われる妊娠5〜7ヶ月がおすすめです。
しかし、妊娠中の症状は人それぞれ異なるため、かかりつけの産婦人科医と相談しながらベストな時期を選びましょう。
続いて、時期ごとの特徴についても見てみましょう。
妊娠初期の特徴と挙式時の対策は下記のとおりです。
特徴 | ・つわりや体調の変化が激しい ・精神的、肉体的に負担が大きい ・体型の変化が小さい |
挙式時の対策 | ・長時間の準備や移動は避ける ・体調に応じた柔軟なスケジュールを組む |
妊娠初期は母子ともに安定しておらず、流産などのリスクも高いため、無理を避けることが大切です。
花嫁の体調を第一優先にして、周囲のサポートに頼りましょう。
妊娠中期の特徴と挙式時の対策は下記のとおりです。
特徴 | ・妊娠の症状が比較的軽減する ・体型が変化し始める |
挙式時の対策 | ・比較的自由に行動できるため、挙式時の制限はすくない |
妊娠中期は、妊娠期間のなかでもっとも安心して挙式できる時期と言えるでしょう。
体型の変化が出始める時期のため、マタニティ向けのウェディングドレスも美しく着こなせます。
妊娠後期の特徴と挙式時の対策は下記のとおりです。
特徴 | ・妊娠の症状が比較的軽減する ・お腹が張りやすくなる ・早産の危険性が高まる ・体調面は比較的安定している ・体型の変化が大きい |
挙式時の対策 | ・移動や立ちっぱなしの時間をできるだけ減らす ・休憩時間を多くとる |
妊娠後期はお腹が大きくなり、無理のある行動や運動が制限される時期です。
立っているだけでも辛く感じる方も多く、歩行時の足元も見えづらいことから、できるだけ座っている時間を長くとれるようにしましょう。
マタニティウェディングの準備期間は、3ヶ月を目安にしましょう。
準備期間のスケジュールイメージは下記の表のとおりです。
式3ヶ月前 | ・会場選び ・本契約 ・ゲスト選び ・衣装選び ・招待状の発送 |
式2ヶ月前 | ・料理や演出などの打ち合わせ ・装花やブーケの打ち合わせ ・招待状の返信期限・ギフト選び ・衣装の最終フィッティング |
式1ヶ月前 | ・席次決め ・司会相談や音楽相談 ・ヘアメイクリハーサル |
式2週間前 | ・最終確定 |
一般的な挙式に比べるとタイトなスケジュールで進めることが多く、最短数週間での計画も可能ですが、慌ただしい準備は花嫁の負担になることもあります。
妊娠中は体調が急に変わることもあるため、あくまでも体調を優先しつつ、無理のないスケジュールを組むことが大切です。
マタニティプランなども活用して、花嫁の負担を最小限に抑えられるようにしましょう。
次に、マタニティウェディングの準備内容のポイントとして、下記の5つを紹介します。
それでは、マタニティウェディングまでの準備をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
式場探しはマタニティウェディングを計画するうえで、とても重要なポイントです。
もしできれば、かかりつけの産婦人科病院の近くで、マタニティウェディングの経験がある式場を探しましょう。
また、会場までの移動距離や設備の充実度なども確認しておくと安心です。
マタニティウェディングの式場選びは、花嫁の体調管理や安全管理が最優先であることを忘れないようにしましょう。
マタニティウェディングでは、お腹のふくらみに合わせたドレス選びが大切です。
通常のドレスと違い、着心地がよく、体を締め付けないデザインのものを選ぶようにしましょう。
マタニティ花嫁に人気のドレスラインは「エンパイアライン」や「Aライン」です。
式場の雰囲気や自分の理想に合ったドレスをチョイスするのがおすすめです。
式場が決まったら、招待状の発送と料理の決定を進めます。
招待状は、一般的に挙式の1ヶ月前までに発送しますが、デザインや印刷の準備などに時間がかかるため、マタニティウェディングでは式場と挙式日が決まったらすぐに招待客を決定し、招待状を発送しなければいけません。
また、妊娠中は食べられないものや避けた方がよい食材があるため、料理を選ぶ際には注意が必要です。
ゲストに喜んでもらえる内容を考慮しながら、妊婦にも優しいメニューを選定しましょう。
結婚式の直前には、ウェディングプランの最終確認があるため、不安なことは遠慮せずにどんどんプランナーに相談しましょう。
とくに万が一の事態に備えたサポート体制は、プランナーとともにかならず確認してください。
当日は花嫁の体調を優先しつつ、ゲストと新郎新婦が楽しめる空間をつくることが大切です。
いろいろなイベントや演出を詰め込みたいという方も多いですが、予期せぬアクシデントで時間が押してしまうこともよくあります。
とくにマタニティウェディングでは、多少時間が押したとしても焦らずに済むよう、余裕をもったスケジュールで式を進行するのがおすすめです。
マタニティウェディングの準備の注意点を6つ紹介します。
続いて、それぞれの注意点について見ていきましょう。
マタニティウェディングを計画するうえで、もっとも大切なのは体調の管理です。
妊娠中は体調が急に変わることがあるため、つねに無理のないスケジュールを心がけましょう。
また、体調が悪いと感じた場合は絶対に無理をせず、すぐに休むようにしてください。
入院などで挙式自体をキャンセルしなくてはならないケースも想定し、延期やキャンセルに関する料金やポリシーなども確認しておきましょう。
マタニティウェディングでは、すこしでも体に負担がかかる演出は避けるべきです。
軽くて動きやすいドレスや、座ったままでもできる演出などにより、花嫁の負担を軽減しましょう。
また、妊娠中の体調は変化が激しく、匂いや食材などにも注意が必要です。
打ち合わせの際には問題がないと思っていても、当日になって体が受け付けない可能性も十分あります。
どんな場合でも臨機応変に対応できるよう、式場スタッフと綿密に連携しておきましょう。
式場を選ぶ際、マタニティウェディングの経験が豊富な場所を選ぶことも重要です。
このような式場では、マタニティ花嫁を支えるためのノウハウや設備が充実しており、安心して準備を進められます。
また、新郎新婦が気づきにくい細かな点も、ベテランスタッフがサポートしてくれるのは大きなメリットと言えるでしょう。
結婚式の前日は、式場近くのホテルに宿泊するのがおすすめです。
マタニティウェディングの成功には、花嫁がリラックスできる環境が欠かせません。
式場近くのホテルに宿泊すれば、移動のストレスも軽減され、式に備えて十分に休息ができるでしょう。
また、万が一体調が悪くなった場合でも、すぐに対応できる環境が整っていることから安心です。
妊娠初期や中期に挙式する場合、お腹のふくらみが小さければ通常のドレスも着用可能です。
しかし、花嫁やお腹の赤ちゃんの負担を考えると、マタニティ専用のウェディングドレスを着用するのが望ましいでしょう。
マタニティ用のドレスは、お腹まわりに負担がかからず、美しいシルエットで着こなせるようにデザインされています。
なお、通常の店舗やサロンはマタニティ用のドレスの取り扱いが少ないため、マタニティウェディングドレス専門店で探すのがおすすめです。
妊娠中は体型変化からバランスを崩しやすいため、不安定になりやすいヒールは危険です。
通常、ウェディングドレスはハイヒールで裾の長さを調整しますが、マタニティ用のウェディングドレスを選んでいればローヒールで問題ありません。
ローヒールでも、足を長く美しく見せられる点が、マタニティウェディングドレスの特徴です。
そのため、フラットシューズやクッション性の高い靴を選び、安全性を高めて足の負担を軽減させることを優先しましょう。
マタニティウェディングを成功させるためには、花嫁にとって最適な時期を見極め、適切に準備を進めることが重要です。
マタニティ花嫁の体調を最優先に考え、余裕をもって準備すれば、かならず素晴らしい結婚式になるでしょう。
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この記事を書いた専門家(アドバイザー)
著者情報 JADEE_MEDIA
JADEE(ジェイディ)マタニティ花嫁専門ウェディングドレス店